音楽業界まずいだろこれ ~その1の2の後編~

さぁ後回し後回しで

ようやく「1の2の後編」

 

そして、謝罪もあります。

前回「CD、死す!!」とか言っておきながら、今回殺すと色々不都合が出ることに気付きました。

というのも次次回に触れようとしていた、まとめと内容が被るという…

なんで後2日くらいは生かしてやりたいと思います。

 

計画性無さすぎてそろそろ反省します。

テスト前にこういうことやってるのも計画性無いけども。

 

 

 

 

えっと前回は

「日本のCD売上は落ち込んでいながらも非常に高い。けどそれはむしろヤバイ」

みたいなことだけ言って終わったよね。

 

今回は、その流れ的なものに逆らってCDを売り続ける

音楽業界の目的、理由

について触れていく。

 

 

 

まぁなんでかって言ったらそりゃ簡単。

 

「簡単に金稼げるから」

 

まぁそれがなんでかっていうのは意外と知られてたり知られてなかったり。

 

それの理由は

再販制度

があるから。

 

確か正式に言うと「再販売価格維持制度」とか言うんだっけ?

僕は学校の経済の授業で習ったし、名前自体は知ってるんじゃないかな。

 

まぁ、これがどういうものなのか説明すると

メーカーが小売業者に対し商品の小売価格の値段変更を許さずに定価で販売させる(出典…Wikipedia)

っていう感じ。

 

これのヤバさってイマイチピンと来ないかもしれないけど実はかなりヤバイのよ。

 

だって、『この値段で売ってよ!』っていう額に対して小売業者が反発できないんだよ?

 

こんなルールあったら小売業者なんている意味ないじゃん。冷静に考えて無茶苦茶。

 

日本のCDが高いって言われるのはこれが原因。

CD+DVDとかの方が割安だったり、ひどい場合は安いこともあるけどそれはこれの弊害。

 

再販制度』を適用してる口実は

「地域間・企業間における価格の格差を抑ええ音楽の独占を防ぐ」

 

これは

「良い音楽が価格競争に負けて聴かれなくなったら勿体無くない?」

といった考えに基づくんだけども。

 

実際この制度がCDの購買意欲を下げてるし、ヒットチャート見てみれば、その結果某グループによる独占を生んでいるのは流石に皮肉だよね。

 

 

 

こんなんでCDおしまい。

実は前回と今回の話、後のまとめとかで出てきたりするから意外と内容濃いところ。まぁそんなところです。

おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

音楽業界まずいだろこれ ~その1の2の前編~

前の続き。

ほんとはモチベ的にも文章的にも一度に書ききりたかったんだけど、意外と文字数すごかったからこうなった。

 

今回取り扱うのは

CD・レコード類

 

物質媒体とかかっこ良く言おうかなと思ったけど、なんか「スマホとかもそうじゃね?」とか言われそうだし定義ダルいからやめた。

 

 

①レコード

こちらの都合上こっちを先で書き始める。

 

レコードってのは丸いでっかいやつをイメージしてほしい。

 

近年じゃあんまり見ないけど、ここ最近は一部のいわゆる「サブカル系」って言われる人々に人気で、きゃりーぱみゅぱみゅとかもレコードを販売してるんだよね。

 

象徴するように、渋谷の東急ハンズの前にはレコード専門のHMVが出来て意外と好評。

客層も「オジさんばっかかな?」と思って観に行ったら、意外と3.4割くらいは大学生くらいっぽかった。

渋谷にあったHMV無くなってHMVも終わりかな…って雰囲気だったから安堵感。

 

とまぁレコードって主流ではないけど界隈では人気で、存在感は全然あるのよね。

 

そういう人たちに人気の理由は

「見た目がお洒落・聴いてる自分が格好良い」

に尽きる(はず)。

 

 前者は建前的なところ強いだろうけど(偏見)、僕が言いたいのはそんなサブカル系disじゃない。

 

求めているのが

音楽ではないところ

にあることを言いたい。

 

もちろんむかーしのレコードにしか入ってない曲がほしいとか言う人もいる。ただ多くの人(特に若者)は音質とか曲数とかじゃないところに意識が向いてるのよね。

 

これは結構重要なことなんだよね。

 

「音楽だけ聴ければ良い!」

「無料じゃないとやだ!」

っていう層が多い中でこういう存在は貴重なんだよ。

 

ということでレコードでした。僕自身詳しくないんで薄っぺらい内容になりました。申し訳ございません。

 

②CD

CDはレコードに売って替わって出てきた媒体。データがたくさん入るし小さかったりしてレコードに替わって今の主流でもあるよね。

 

ただ最近は『CDが売れない時代』とか言って、(いつの時代でも売れそうにない)バンドとかが困ってるよね。

 

まぁ確かに売れてない。10年前は年間4000億円あった売上が、今は2500億円程度だからね。

 

とはいえ、世界的に見れば断トツで一位だよ。記憶頼りだからあんまり自信持って言えないけど、これでも2位のアメリカの3倍くらいはあった気が…

 

まぁということで、『CDが売れない時代』ってほどでもない。せいぜい四つ打ちポップロック作ってな。

 

 

しかしながら!

 

そんなにCDの売上が落ちてないのはむしろ、まずいことだと僕は唱える。

世界的かつ時代的な流れに逆らうこの動き、危ないんではないだろうか。

 

 

世界全体を見たときに今の主流は

『CD・レコード』なんかじゃない。

『有料音楽配信』なんだ。

 

アメリカの音楽の売上データ見てみてくれ。著作権とか(ただソース探すのめんどうだとか)あって載せ(れ)ないが、アメリカは近年、見事に売上の主軸を後者に移行できている。

 

それは時代的な背景を良く理解している。

 

『有料音楽配信』はまさに日本の握手券付いた音楽なんかじゃなく、純粋な音楽の楽しみを与えてくれる。

 

また、圧倒的に便利であることも挙げられる。

CDから取り込む手間も要らないし、そういったような主軸が変化するときっていうのは必ず『圧倒的に便利であること』を伴うんだよ。

レコードからCDもそう、ガラケーからスマホもそう、石炭から石油もそう。

 

つまり絶対にどうあがこうと主軸は

有料音楽配信

 になるんだよ。

まぁ、これよりもっと便利なのが出れば分かんないけどさ(絶対とは)。

 

と、ここまで日本はちょっとヤベエって書いてきたが

「なんでこうなったかとか」

「自分自身はどうすべきと考えているか」

については次回にしよう。

 

『次回、CD死す!!』

デュエルスタンバイ!!

 

 

 

 

 

音楽業界まずいだろこれ ~その1の1・4~

まぁ、言いたいことは題名で済んだ。ヤバイんだよ。音楽業界って。親戚に大手音楽事務所で働いてる人いるんだけど、いっつも言ってるしね。まぁそんなに言われると気になるし、僕なりに何がヤバイのか考えてみたんで愚痴程度に。

 

~その1~

【音楽産業全体の売上推移】

データの信憑性はそんなに保証できないから、「ホンマでっか!?」程度に思ってもらえれば良いかな。いつかの記憶と聞いた話メインだからソースとか勘弁。

ググったら簡単に分かる程度のことしか書かないから気になったら調べて。

 

 

 

音楽産業は大体、以下の4つに分けられる。

『1.ライブ・フェス類』

『2.音楽ソフト(CDとかレコードとか)』

『3.有料音楽配信

『4.著作権

 

その内『4.著作権』はここ10年くらいで推移がほとんどなくって、年間1100億円くらい。データ的に変移無いと面白くないから、こんなんでこいつの説明はおしまい。

JASRACっていう著作権を徴収する組合が「コピーバンドからも取っちゃおっかな?」みたいな過激なこと言ってるけど、 まぁその辺はおいおい意見しようかな。

 

 

 

『1.ライブ・フェス類』

これは皆も体感してると思うけど

 

勢いヤバイ

 

こいつの売上、単純チケット代だけの計算で10年間で1000億から3000億まで行ってるらしい。ハイパーインフレかよ。特にここ2.3年で倍近くなってるらしいよ。ほんと頭おかしい。

これ以外にもさ、昔より物販って売上全然凄いこと考えると、普通に何倍もなってんだろうな。

 

街中でもKEYTALKとかのリストバンド30個くらいバッグにつけてるJK見るもん。

AKBとかのバッジとか付けまくってる人だってイベントじゃなかったらなかなか見ないし、完全に売れ方はアイドルな訳で、KEYTALKのコンセプト『楽器を持つアイドル』でええやん。BiSHの公式ライバルにでもなれや。

アイドルバンドにDISH//とかいうバンドあるし、BiSH//なんてええやん。やかましいわ。

 

まぁともかく人気ヤバイんだけど、何でやろうなぁと考えた結果幾つか思い浮かんだ。

 

SNSの流行

これ大きいよね。知り合いのインスタなんかこっそり見てれば、『~ライブ!!!』みたいな内容の、右下に加工痕の「B~~~(数字)」的なものが書いてある写真ばっかよ。それと、「良いなぁ」みたいなコメントも見飽きたわ。

 

まぁとにかく自慢できるんだよ。サッカーの日本代表戦だってなんか騒いでなんか盛り上がってなんか良い写真撮ってなんかインスタに載せれれば良いんだよ、アイツらは。『うっちー、カッコいい💗』って一生言ってろ。うっちー、格好いいけどさ。

 

それともうひとつ挙げるなら

若者の多くがSNSの距離感に居心地の良さを感じている

ことをが挙げられるかな。

 

どういうことかって言うと、SNSって《全く知らない人とも話せる》けど《それ以上の関与が必要ない》んだよね。

普通に趣味の話知らない人とするとき、普通はまず適当に自己紹介してからじゃん。でもそれはSNSでは全く必要ない。顔すら分かんなくても十分会話できるんだよね。

 

若者ってそんな

遠すぎず、近すぎない距離感

を好んでる感じがすごいする。

 

サッカーの日本代表戦だって、知らない人と自己紹介なんて無くたってゴールが入れば盛り上がれるし会話の少しは生まれたりすることもあるよね。まぁそんな感じ。

 

とまぁこんな感じでSNSは直接的にも間接的にも影響してるって感じかな。SNS恐るべし。

 

 

 

②非現実な空間

ここでは特に巨大フェスのこと考えてほしいんだけど、最近の巨大フェスって本当にすごいしめちゃくちゃ大きい規模じゃん。

 

そこで冷静に考えてほしいんだけど、その場所っていつもそんな凄い訳ない。基本、いつもはただの広場。

じゃあなんでそんなに凄いものになるのかって言ったら、それは凄い大変な準備してるからだよ。具体的にどんなんかと言うと

『電気・水道・トイレ・騒音対策・駐車場・飲食スペース…』などなどよ。

 

もうこんなん、ほとんど「町づくり」でしょ。フェスって地域活性化に影響してるとか言われるけど、こうやって考えるとモロよね。

 

言ってしまえばフェスの空間ってのは

同じ趣味・目的を持った人たちで構成されている町

な訳よ。居心地最高だね。そりゃハマるさ。最近は昔に比べて、その「町づくり」がもっと精巧で素晴らしいものになってきているし、まぁ人気も出るよね。

 

 

というわけでこんなところでライブ・フェスが人気になってきている理由は触れれたかな。本当は4つ全部書ききるつもりだったんだけど長くなっちゃったからここら辺で。

ヤバイだろって言っておきながら全然ヤバイことに触れられてないの、完全タイトル詐欺だけど、今度から触れるから待っててね。

このペースだとこれ書き終わるの、あと10回くらいかかりそうだわ、しんど。

おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

始めに

みなさん、はじめまして。

きっかけも大したことなく完全に「思い立ったが吉日」で書いてみることにしたんだけど…

いきなり書きたいこと書いてもなぁ…って感じするんでちょっとした紹介を。

 

年齢…10代

職業…男子高校生

好きな音楽…邦楽なら基本なんでも。アイドルソングとジャズが多いかな。

 

まぁ出身とか誰が気になんのか分かんないし、これ以上書きたいことも無いんでこんなんで勘弁。

ところで僕の音楽(視聴)歴年表はこんな感じ。

 

 

2011年…伯父に連れられback numberのライブに。これが生まれて初めてのライブ。

 

2012年…自発的に音楽にハマる年。SEKAI NO OWARI家入レオ、miwaなどをよく聞いていたが中でも家入レオの大ファンに。(授業中とかに「家入レオの将来的にやりたい箱はどこでしょう!」みたいな問題作って遊んでたヤバイ時期)

 

2013年…色んな音楽に出会う年。ポップロックドハマり期。RADWIMPSの「ふたりごと」とかすっごい聴いてた。女性シンガーソングライターも漁りまくってた時期。

 

2014年…もっと深くハマる時期。一日6時間は音楽聴いてた生きてきた中で一番ワケわかんない年だった。アイドルソングを意識して聞き始めたのはこの辺だった記憶がある。ただアイドルにはそんなに興味強くなかったし、本当にこの辺の自分ワケわからん。

 

2015年…アイドルドハマり時期。口開けばアイドルのことばっか。あの娘の握手は良い!とかそんなんしか喋れなかった時期 。この辺からポップロックは聴かなくなり、ジャズとかアイドルソングとか聴き始める。

 

2016年…アイドルドハマりが深くなった年。まぁ分かりやすく言うと「地下落ち」した年。お金が無くなっていく辛い現実を、アイドルを観に行くことで誤魔化そうとするという負の連鎖の時期。ただジャズとかその辺は変わらず聴き続けていたし、新たにHIPHOP聴き始めた年でもある。

 

2017年…アイドルに多少の飽きが。HIPHOPとジャズを良く聞くように。あと、修士論文テーマで音楽業界の問題点について述べた。評価は上の下だったけど、自分のアイドルとの接触レポとか載せてやりたい放題楽しんだからまぁ良かった。

 

こんなところだろうか。

最初だしこんなんでええんかな。

 

色んなジャンルを分け隔てなく聴く自分だからこその、ジャンルとか関係なしに良い曲でも紹介できたら良いと思ってる。

 

あと、【「アイドルソング」だから聴かない。「HIPHOP」だから聴かない。】みたいな皆が持つ偏見を少しでも取り除けたらなぁ…と思ってるのでその辺、よろしくお願いします。