音楽業界まずいだろこれ ~その1の2の前編~
前の続き。
ほんとはモチベ的にも文章的にも一度に書ききりたかったんだけど、意外と文字数すごかったからこうなった。
今回取り扱うのは
「CD・レコード類」
物質媒体とかかっこ良く言おうかなと思ったけど、なんか「スマホとかもそうじゃね?」とか言われそうだし定義ダルいからやめた。
①レコード
こちらの都合上こっちを先で書き始める。
レコードってのは丸いでっかいやつをイメージしてほしい。
近年じゃあんまり見ないけど、ここ最近は一部のいわゆる「サブカル系」って言われる人々に人気で、きゃりーぱみゅぱみゅとかもレコードを販売してるんだよね。
象徴するように、渋谷の東急ハンズの前にはレコード専門のHMVが出来て意外と好評。
客層も「オジさんばっかかな?」と思って観に行ったら、意外と3.4割くらいは大学生くらいっぽかった。
渋谷にあったHMV無くなってHMVも終わりかな…って雰囲気だったから安堵感。
とまぁレコードって主流ではないけど界隈では人気で、存在感は全然あるのよね。
そういう人たちに人気の理由は
「見た目がお洒落・聴いてる自分が格好良い」
に尽きる(はず)。
前者は建前的なところ強いだろうけど(偏見)、僕が言いたいのはそんなサブカル系disじゃない。
求めているのが
『音楽ではないところ』
にあることを言いたい。
もちろんむかーしのレコードにしか入ってない曲がほしいとか言う人もいる。ただ多くの人(特に若者)は音質とか曲数とかじゃないところに意識が向いてるのよね。
これは結構重要なことなんだよね。
「音楽だけ聴ければ良い!」
「無料じゃないとやだ!」
っていう層が多い中でこういう存在は貴重なんだよ。
ということでレコードでした。僕自身詳しくないんで薄っぺらい内容になりました。申し訳ございません。
②CD
CDはレコードに売って替わって出てきた媒体。データがたくさん入るし小さかったりしてレコードに替わって今の主流でもあるよね。
ただ最近は『CDが売れない時代』とか言って、(いつの時代でも売れそうにない)バンドとかが困ってるよね。
まぁ確かに売れてない。10年前は年間4000億円あった売上が、今は2500億円程度だからね。
とはいえ、世界的に見れば断トツで一位だよ。記憶頼りだからあんまり自信持って言えないけど、これでも2位のアメリカの3倍くらいはあった気が…
まぁということで、『CDが売れない時代』ってほどでもない。せいぜい四つ打ちポップロック作ってな。
しかしながら!
そんなにCDの売上が落ちてないのはむしろ、まずいことだと僕は唱える。
世界的かつ時代的な流れに逆らうこの動き、危ないんではないだろうか。
世界全体を見たときに今の主流は
『CD・レコード』なんかじゃない。
『有料音楽配信』なんだ。
アメリカの音楽の売上データ見てみてくれ。著作権とか(ただソース探すのめんどうだとか)あって載せ(れ)ないが、アメリカは近年、見事に売上の主軸を後者に移行できている。
それは時代的な背景を良く理解している。
『有料音楽配信』はまさに日本の握手券付いた音楽なんかじゃなく、純粋な音楽の楽しみを与えてくれる。
また、圧倒的に便利であることも挙げられる。
CDから取り込む手間も要らないし、そういったような主軸が変化するときっていうのは必ず『圧倒的に便利であること』を伴うんだよ。
レコードからCDもそう、ガラケーからスマホもそう、石炭から石油もそう。
つまり絶対にどうあがこうと主軸は
『有料音楽配信』
になるんだよ。
まぁ、これよりもっと便利なのが出れば分かんないけどさ(絶対とは)。
と、ここまで日本はちょっとヤベエって書いてきたが
「なんでこうなったかとか」
「自分自身はどうすべきと考えているか」
については次回にしよう。
『次回、CD死す!!』
デュエルスタンバイ!!